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高校見学(秀明高等学校) [教育]

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中三の息子と家内と共に高校見学に行ってきました。
埼玉県川越市にある秀明高等学校です。全寮制の学校です。

息子は全寮制に興味があって、医者になりたいという思いがあるので、それに叶うところを探していて見つけた学校です。
事前に学校に連絡して、資料を取り寄せて検討していたのですが、一度行ってみようということになり、学校に連絡して見学させて頂くことになました。

 自宅を車で出発して、智光山公園、サイボクハムの横を通り5分ほど行ったところにその高校はありました。

 DSC00374_320.jpg



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正門に到着すると、校内の駐車場に案内され、入試室長が出迎えてくれて校内見学がスタートしました。
最初は学校説明のビデオを15分ほど見て、その後は校長も参加して質疑応答が始まりました。

まず最初に、医学部進学コースに関していろいろと質問しました。高2の終わりまでに高3までの範囲を終えて、高3からは医学部受験に向けた勉強に専念するという事でした。なお医学部進学コースに限ったことではありませんが、夏期講習や冬期講習もあり、希望者は土曜日などに外部の予備校の授業を受ける事もできますが、基本的には塾や予備校にはいかなくても済むようです(夜も授業があるので時間的に無理)。大学の医学部合格者に占める割合がトップクラスであるというのはよかったのですが、医学部合格者の多くは浪人生で、現役合格者は少ないという厳しい現実を知ることとなりました。これはこの高校に限ったことではなく、全体的な傾向のようです。浪人した場合は、かなり高額な医学部専門の全寮制の予備校に通う人もいるなど、浪人しても相当ハードに勉学に励む必要があるということです。何年も浪人されてしまうと、息子が医学部を卒業する前に私が定年退職になってしまう場合もあり、ちょっと考えさせられました。

続いて、寮生活の話に移りました。親元を離れて集団生活をする事で、規則正しい生活が身に付き、掃除洗濯などを自分でやることで、それまで親に当たり前のようにやってもらっていた 事に感謝する気持ちが出てくる、自立性が出てくるなどの良い面がありそうです。また、ゲームやTV、携帯電話も制限されるのですが、周りがみなそうしているので慣れてしまえば特に問題はないようです。土日は寮を出て自宅に帰ることもできるので、土日に家でゲームをしたりやTVを見るなどしている生徒もいるようですが、高3になると土日も寮で過ごして勉学に励む生徒が多くなり緊張感が高まるようです。高2までは2人部屋ですが高3からは受験勉強により打ち込めるように1人部屋になるそうです。
寮生活はメリットが多いと思いましたが、最大のデメリットはその分費用がかかるという事でしょうか。

質疑応答が終わると、入試室長の案内で、中には入れませんでしたが、メディアセンター、スポーツセンターを見て、最後に男子寮の見学になりました。コンビニのように様々なものが購入でき衣類やカバンのほつれの修繕やクリーニングの受付をしてもらえる場所や、実際の寮の部屋(2人部屋)の見学や、学年ごとに利用時間が指定されている風呂や食堂の見学をしました。寮と校舎は屋根つきの渡り廊下で繋がっていて、雨でも傘なしで行き来できます。自宅からの電話は、寮の受付で受けて、生徒が折り返し公衆電話で自宅に電話するようになっています。かかってきた電話が親であることを確認する事が難しいため、このようなシステムにしているとの事。設備は全体的に古いですが、清掃や管理は行き届いているように見えました。食堂では生徒が食べているメニューと同じ昼食を出してくれて、実際の寮の食事も体験しました。学校給食とは異なり、家庭の味を重視しているとの事でした。

昼食が終わると、校舎に戻り、挨拶をして車で帰途につきました。

寮生活もありかもしれないという思いと、医学部進学の厳しい現実を知った一日となりました。




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